サンズラボ、AIによる耐量子計算機暗号の点検技術を独自開発。MNXに先行搭載
国内外のNDR製品で唯一搭載し、耐量子性の有無をリアルタイムに識別 特許出願を完了。技術の先行確保により量子セキュリティ市場の主導権を目指す MNXのAIアシスタントが段階別のセキュリティ対応策を提示
サンズラボ、AIによる耐量子計算機暗号の点検技術を独自開発。MNXに先行搭載
- 国内外のNDR製品で唯一搭載し、耐量子性の有無をリアルタイムに識別
- 特許出願を完了。技術の先行確保により量子セキュリティ市場の主導権を目指す
- MNXのAIアシスタントが段階別のセキュリティ対応策を提示

写真1. サンズラボが開発したPQC点検技術を搭載するMNX。
AIセキュリティ技術専門企業サンズラボ(KOSDAQ 411080、代表取締役キム・ギホン)は、AIベースの耐量子計算機暗号(PQC)点検技術を独自に開発した。
量子コンピューターの商用化が加速する中、暗号化されたSSL通信が無力化される時代に備え、通信会社は量子暗号通信技術の導入を競っている。各国の機関も、量子攻撃に耐える安全な暗号アルゴリズムへの移行を急いでいる。そのため、大容量・高速伝送に必要な量子ネットワーキング技術や量子暗号通信と連携できるネットワーク製品が、不可欠な対策として急速に重要性を増すと見込まれる。
サンズラボは、自社のビッグデータとAIを活用した次世代セキュリティ技術の開発に注力している。AIベースのNDRソリューションMNXなど、新たな脅威の検知・解析に適した製品を保有するとともに、サイバーセキュリティに特化したAI技術を独自開発し、自社の製品・サービスに広く適用して商用化している。

写真2. MNXのPQC状態表示。耐量子性の有無をリアルタイムで示す。
今回開発したAIベースのPQC点検技術は、ネットワーク通信が安全な暗号方式を利用しているかを識別・分類し、量子コンピューターによるハッキングリスクの有無を判断する根拠を提供する。MNXに搭載することで、耐量子性のない通信を簡潔かつ精密に可視化し、現在の通信状況を直感的に把握できるようにした。

写真3. MNXのAIアシスタントが提供するセキュリティ対応ガイド。段階ごとの対応方法を説明する。
耐量子性を識別・表示するだけではない。サンズラボが得意とするAIアシスタントを活用し、耐量子通信に関する脅威の内容や詳細なセキュリティ指針をLLMで提供する。担当者の隣で支援するように原因や影響、段階別の措置を説明し、直ちに取るべき行動から中長期的な具体策まで提示する。
VPN製品ではPQC技術の採用が進んでいるが、NDR分野での搭載はMNXが世界初となる。PQC移行時には通信システムのリアルタイム監視と点検が不可欠であり、この技術を先行して確保する企業が今後の量子セキュリティ市場を主導するとの判断に基づく。
研究開発を統括するイン・シンギョ取締役は「高度な耐量子性識別機能により、MNXは現在のAIセキュリティ市場だけでなく、量子セキュリティ市場でも注目されると期待している」と述べた。さらに「自社の基盤技術として特許出願を完了しており、将来の市場に備えた技術力の強化と確保に注力する」と語った。
MNXは、ネットワークの全トラフィックのパケットをリアルタイムに解析し、未知の脅威を識別する次世代のAIベースのネットワーク脅威検知・対応ソリューションだ。既存の防御を回避する脅威や追跡困難な脅威をAIで可視化・発見し、優れた利便性と検知性能を提供する。