サンズラボ、AI NDRソリューションを日本に供給。現地企業と販売協定を締結
創業50年の日本企業との協定により、創業以来初の本格的な海外進出へ NDRの小型化が実を結び、日本の環境に適したソリューションとして選定 海外で先に評価された商品力。中小企業市場での普及に期待
サンズラボ、AI NDRソリューションを日本に供給。現地企業と販売協定を締結
- 創業50年の日本企業との協定により、創業以来初の本格的な海外進出へ
- NDRの小型化が実を結び、日本の環境に適したソリューションとして選定
- 海外で先に評価された商品力。中小企業市場での普及に期待

写真1. 協定式で記念撮影するサンズラボのキム・ギホン代表(中央)、PIOPLATFORMのオ・ギウォン代表(左)、PSIのトザワ代表(右)。
AIセキュリティ技術専門企業サンズラボ(KOSDAQ 411080、代表キム・ギホン)は3月26日、PIOLINK東京オフィスで現地企業PIOPLATFORM、PSIと「AIベースのNDRの日本市場における販売・サービス協力」に関する協定を締結したと発表した。
今回の協定により、サンズラボはAIベースのNDR(ネットワーク検知・対応)ソリューション「MNX」を基に、日本向け製品を開発・供給する計画だ。MNXは、ネットワーク上の全トラフィックを可視化し、AIで未知の脅威までリアルタイムに検知する次世代ネットワークセキュリティ製品。担当者に対応指針を提示して監視能力を高めるAIアシスタントも備えている。
PIOPLATFORMは、ネットワークセキュリティベンダーPIOLINK(KOSDAQ 170790、代表チョ・ヨンチョル)が日本に設立した会社だ。通信、電気、自動車、公共、一般企業、製造業などに顧客を持ち、中小企業(SMB)の環境に適したサービス型製品や、公共機関・企業向けの構築型製品を提供している。
総代理店となるPSIは、今年創立50周年を迎えるネットワーク・セキュリティ製品の販売会社だ。日本企業として、大手通信会社、商社、OA機器メーカー、公共機関など、全国の幅広い業種の顧客に供給する強固な販売網を持ち、実績を上げている。Fortinet、Check Point、Ciscoなど、世界的な企業の製品も取り扱っている。
担当者によると、NDRの小型化に成功したことで、大企業に加え、ファイアウォール中心でセキュリティが手薄な中小企業まで対象市場を広げられるようになった。高齢化による専門人材不足と高い人件費を抱える日本市場では、これが大きな強みになったという。

写真2. サンズラボのAI NDRの日本向け画面。AIアシスタントが日本語で対応手順を説明している。
PIOPLATFORMのオ・ギウォン代表は「注目していた優れた韓国製ソリューションを日本市場に提供できることをうれしく、誇りに思う」と述べた。さらに「IT管理者が不足している、またはいない日本の中小企業・SOHOに適したAI NDR製品であり、SMB向けネットワークセキュリティ市場で大幅な売上拡大を期待している」と語った。
PSIのトザワ代表は「既存のUTM、セキュリティスイッチ、セキュリティAPにAIを活用して防御を強化する仕組みへの需要と関心が高まっている」と述べた。さらに「重複投資ではなく、既存のセキュリティ体制と相乗効果を生み出せるため、より高い脅威の可視性と遮断能力が市場で大きく評価されるだろう」と語った。
キム・ギホン代表は「機器の仕様を引き上げるのではなく、技術によって性能を実現しようという情熱と真摯な姿勢が、国境を越えて伝わったと考えている」と述べた。さらに「この機会を生かし、現地の機器とのAI遮断連携や検知連携を開発し、日本市場でAI NDRが定着するよう万全を期す」と語った。

写真3. 協定に署名後、記念撮影するサンズラボのキム・ギホン代表(中央)、PIOPLATFORMのオ・ギウォン代表(左)、PSIのトザワ代表(右)。