サンズラボ、100億ウォン規模のセキュリティ特化型生成AI研究開発事業を受注
LG Uplus、KAIST、42Maru、Logpressoと共同開発・事業実施 政府の三大ゲームチェンジャー・六大中核戦略技術への投資で、AIとセキュリティ双方に追い風 開発技術でMicrosoftと協力し、中核デジタル技術の競争力を強化
サンズラボ、100億ウォン規模のセキュリティ特化型生成AI研究開発事業を受注
- LG Uplus、KAIST、42Maru、Logpressoと共同開発・事業実施
- 政府の三大ゲームチェンジャー・六大中核戦略技術への投資で、AIとセキュリティ双方に追い風
- 開発技術でMicrosoftと協力し、中核デジタル技術の競争力を強化

写真1. 上から、主幹機関サンズラボ、共同研究開発機関のLG Uplus、42Maru、Logpresso、KAIST。
AIベースのCTI専門企業サンズラボ(KOSDAQ 411080、代表取締役キム・ギホン)は3日、科学技術情報通信部とIITPが主管する総額100億ウォンの情報保護中核基盤技術開発事業を受注したと発表した。
本事業は、脆弱性解析、異常行動検知、セキュリティ監視、脅威インテリジェンスの4分野に特化した、検索拡張生成(RAG)ベースの小型生成言語モデル(sLLM)を開発し、脅威に対処する次世代生成AIの中核技術と関連サービスを構築する政府課題だ。AIの弊害を抑えるセキュリティ特化型LLMと、国民向け実証プラットフォームの開発を目指す。
研究開発は2024年4月から4年間で、政府支援70億ウォンを含む総事業費100億ウォンで進める。サンズラボが全体を統括し、LG Uplus、KAIST、42Maru、Logpressoとコンソーシアムを組んで共同開発する。

写真2. RAG・sLLMによる4分野の中核サービスと、AIの悪用防止技術の開発構想
サンズラボは、企業内防御を強化するオンプレミスsLLM、RAGを利用した情報検索・解析、対話型セキュリティサービス、中核分野向けAI応用サービス、生成AI悪用の検知・対応、異種システムと連携できる統合基盤を開発する。
技術とオンプレミスLLMの開発が完了すれば、組織別に最適化した製品の革新を通じ、内部データとプライバシーの保護、解析・検知精度の最大化、判断時間の短縮を実現し、利用者中心のサービスを提供できると見込まれる。
AI応用サービスにより、デジタル環境の安全性と信頼性を高め、新市場や雇用の創出を通じて経済・産業の成長を促すことも期待される。知識基盤社会への移行にも貢献し、国内外の競争力、社会の安全、経済成長を支える。
担当者は「政府の三大ゲームチェンジャー技術の一つであるAIと、六大デジタル中核戦略技術の一つであるセキュリティへの集中投資が、両者を融合した支援事業につながり、コンソーシアム各社の成長を後押ししている」と説明。「世界が注目する技術を使う大規模事業として、競争力を高めるため韓国Microsoftと協力して進める」と述べた。
キム代表は「韓国の脅威環境に特化した生成AIが、高度化する攻撃にAIで自動対応する体制を構築し、省庁や侵害対応センターなど公共機関の防御力強化に役立つことを願う」と述べた。さらに「LLMなど次世代生成AIとセキュリティを融合し、金融機関や民間産業へ普及させる。韓国企業の競争力を高め、技術移転・活用による防御手法の主導権確保と、世界市場への進出にも努める」と語った。
同社は3月、LG Uplus・42Maruとセキュリティ分野のLLM共同開発、韓国Microsoftと次世代AIセキュリティ技術開発の協定をそれぞれ締結した。また昨年、KISAの50億ウォン規模のAIデータセット更新・高度化事業を成功させ、AIとビッグデータを活用する韓国の産業成長を牽引している。