サンズラボ、生成AIとデータセットでセキュリティ技術革新の基準を提示
AI技術の発展で、AIセキュリティの重要性が高まる時代へ CTIを基盤に、生成AI、LLM、RPAとの融合を推進 生成AI専門企業と協力し、世界に通用する技術開発を強化
サンズラボ、生成AIとデータセットでセキュリティ技術革新の基準を提示
- AI技術の発展で、AIセキュリティの重要性が高まる時代へ
- CTIを基盤に、生成AI、LLM、RPAとの融合を推進
- 生成AI専門企業と協力し、世界に通用する技術開発を強化
CTI専門企業サンズラボは、生成AIと学習用データセットの活用戦略により、時代の変化に対応するAIセキュリティ企業として着実に成長している。
生成AIベースのCTIサービスCTX for GPTがGPT Storeに登録され、大きな話題となった。こうしたAIセキュリティを軸とする革新を支える基盤が、CTIである。
CTIは既存・潜在的な脅威と動向を解析し、過去から現在までの膨大なデータから識別した情報を顧客に提供して備えを支援する。この過程で同社が収集・解析し保有するデータは、現在ペタバイト単位に達する。

図1. AIベースの次世代CTIサービスCTX
特定のデータを集めたものをデータセットと呼ぶ。AIの学習には、構造化された高品質なデータが不可欠だ。サンズラボのデータは多様な攻撃グループやキャンペーン情報も含み、AIが現実的で幅広い状況に対処できるよう支える。AIの弱点や限界はデータセットに左右されると言っても過言ではない。
同社は2021年からKISAのデータセット構築事業を実施している。知能化された防御体制やAI製品・サービスの開発を促し、将来の生成AI開発などにも使えるデータを複数年にわたり政府・公共へ提供してきたことは、その正確性と一貫性を示す。

図2. サンズラボのAIデータセットの説明資料
経験とデータを基に、同社は生成AIとGPTを組み合わせ、新たな業界標準を示す革新を追求する。生成AIで内部のネットワーク通信、ファイル、キャンペーンなどをリアルタイムに大量解析して脅威を検知し、GPTで自然言語理解を高め、より能動的な解析・対応を可能にした。

図3. CTIに生成AIを組み合わせたCTX for GPTの例
さらに最近は、企業内部のインフラで直接運用・制御できるオンプレミス型の軽量大規模言語モデル(sLLM)SANDYを開発した。
SANDYはプライバシーと規制遵守の要件を満たすよう設計され、大規模な言語処理を行いながら社内ネットワークで稼働するため、漏えいリスクを大きく抑える。従来人が行っていた報告書の要約・校正や、社内のハッキング対応情報検索を代行するAIセキュリティ専門家だ。

図4. 生成AIベースのオンプレミス型セキュリティモデルSANDYの例
キム代表は「CTIと学習用データセットを効果的に使う官民の取り組みが、技術の発展と革新的な成果につながる」と述べた。さらに「誰もが最新の脅威を先回りで把握・対処し、AIで高度化した攻撃から守られるには、検知・対応力を高める生成AI、LLM、RPAが不可欠だ。韓国の生成AI専門企業との協力で、世界に通用する開発を一層加速する」と語った。